2026/09/11
近年、全国各地で局地的な大雨や線状降水帯による水害が発生しています。
2026年9月8日には名古屋市でも猛烈な雨が降り、1時間に100mmを超える雨を観測。市内各所で道路が冠水するなど、大きな影響が出ました。
大雨による道路の冠水は、短時間で発生することがあります。
「さっきまで普通に走れていたから大丈夫」
「前の車が通っているから、自分も通れるだろう」
そうした判断が、車の立ち往生や水没、さらには車内への閉じ込めにつながる危険があります。
今回は、車を運転中に大雨や洪水に遭遇した際、身を守るために知っておきたいポイントをご紹介します。
① 冠水した道路には絶対に進入しない
大雨が降っているときに最も注意したいのが、道路の冠水です。
道路に水がたまっていても、実際にどの程度の深さなのか、路面がどうなっているのかを目で確認することは困難です。
水の中に入ると、車が突然動かなくなったり、エンジンや電気系統に重大なトラブルが発生したりする可能性があります。
特に、アンダーパスや周囲より低くなっている道路は、短時間で水がたまることがあります。
「これくらいなら通れる」と無理に進まず、冠水している道路は引き返すことが大切です。
② 大雨が予想されるときは「早めに行動する」
水害から身を守るためには、危険な状況になってから避難するのではなく、早めに行動することが重要です。
出発前には天気予報や雨雲レーダー、道路の通行情報などを確認しましょう。
また、運転中に雨が急激に強くなった場合は、無理に目的地へ向かわず、安全な場所で雨が弱まるのを待つことも大切です。
ただし、避難が必要な状況では、車での移動にこだわらないことも重要です。
名古屋市も、早期に避難する場合は車での避難が可能としつつ、すでに浸水が始まっている場合は危険なため、徒歩で避難するよう案内しています。
③ 車が水につかってしまったら、無理に運転を続けない
万が一、冠水した道路で車が動かなくなった場合は、無理にアクセルを踏んで脱出しようとしないことが大切です。
水位が上昇している場合は、車内にとどまること自体が危険になる可能性があります。
安全に脱出できる状況であれば、周囲の安全を確認し、速やかに車から離れて安全な場所へ避難しましょう。
生命の危険がある場合や、自力で避難することが難しい場合は、119番などへ救助を要請してください。
水が引いた後も「エンジンをかけない」
水が引いたからといって、すぐに車を動かしてはいけません。
浸水した車は、見た目では分からない部分まで水が入り込んでいる可能性があります。
浸水後にエンジンを始動すると、電気系統のショートや故障、場合によっては火災につながる危険があります。
一度でも水につかった車は、自己判断でエンジンをかけず、ロードサービスや自動車販売店などに相談しましょう。
「車で逃げる」ことが必ずしも正解とは限らない
車は便利な移動手段ですが、災害時には危険な存在になることもあります。
道路が冠水すれば車が動けなくなり、渋滞によって避難が遅れる可能性もあります。
「車があるから大丈夫」と考えるのではなく、
・今いる場所は安全なのか
・道路は冠水していないか
・これから雨がさらに強くならないか
・徒歩で避難したほうが安全ではないか
など、その時の状況を確認して判断することが重要です。
災害が起こる前に「避難ルート」を確認しておこう
水害への備えは、雨が降ってから始めるのではなく、普段から準備しておくことが大切です。
自宅や職場だけでなく、よく利用する道路やレンタカーで訪れる場所についても、ハザードマップで浸水リスクや避難場所を確認しておきましょう。
また、大雨が予想される日は、
「無理に出発しない」
「危険な道路には近づかない」
「早めに安全な場所へ移動する」
という判断を心掛けることが、何よりの防災につながります。
まとめ
近年は、これまで経験したことのないような猛烈な雨が、突然降ることがあります。
今回の名古屋の大雨でも、道路冠水や交通への大きな影響が発生しました。
車を運転していると、「目的地まであと少し」「このくらいなら大丈夫」と考えてしまいがちです。
しかし、水害から命を守るために最も大切なのは、危険な場所に入らないこと、そして危険を感じたら早めに行動することです。
「冠水した道路には入らない」
「浸水が始まったら車で無理に移動しない」
「水没した車のエンジンはかけない」
この3つを覚えておきましょう。
ガッツレンタカーは、皆さまの安全で安心なカーライフを応援しています。
大雨や洪水が予想されるときは、無理な運転をせず、命を守る行動を最優先にしましょう。